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2007年 04月 02日 ( 1 )

引続き、まる猫。(今回は恐ろしい描写があるので苦手な人は注意!)

今日、家に帰ってガーゼをとってみたら、傷口がかなりひどい事になっていた。
ガーゼで皮膚がふやけ、血だか膿だかわからない灰色、黄色、血色、のものがぐちゃぐちゃ。

すぐさまきれいな手ぬぐいでひと巻きし、キャリーバッグへ入れて病院へ直行した。
先週の月曜日は、うっすらと表皮が裂けていただけだったのに、こんな状態になってしまい、先生はたちまち厳しい表情になった。
患部はなんと10×15cmぐらいに広がってしまっていたのだ。

まず、診察台に仰向けにし、患部を消毒した。
皮膚が赤剥けになっているところへしみる消毒液だ。
普段はおとなしいまる猫は、悲痛な声で鳴き叫んでいた。ううう・・・
次にバリカンで患部周辺の毛をそり、その後、見るも恐ろしい処置に入ったのだ。

患部にくっついている毛はバリカンでそれないので、少しずつピンセットでつまんで取り除いていくのだが、すでに弱って壊死を起こしている皮膚が、毛と一緒にずるずると剥けてしまうのだ。皮膚の下の肉もくっついてくる。
三日月型のステンレスのトレイに、毛がついた皮膚と血だらけの肉片がみるみる置かれていく。
少しつまんで抜くたびに、まるが身をよじって絶叫する。
麻酔をしていないのに、皮をすこしずつ剥がされているのだから、どれほど痛い事だろう。

皮膚が剥がされた患部の方は、ピンク色の肉のあいだに血がぽつぽつと玉のように出てきている。まだまだ残った皮膚はたくさんあり、すきとおった皮に何だか白っぽい点々がついていてグロテスクだ。
しばらくしたら、先生が「大丈夫ですか?」と聞いた。
何だろう、時間のことか、まる猫の保定(暴れないよう押さえる事)のことか、と思って「はい?」と答えたら、「いえ、こういうの見てると大抵の方は途中で気分が悪くなっちゃうから」と言う。
おお、そうか!この情景はかなーり恐ろしいもんね。
「いえ、全く大丈夫です。」と答えたが、看護師さんがきて「待合室で待っていてください」と言われてしまった。
きっと、あまりに私がじろじろ見てたので処置しずらかったのだろう。

待合室に出る私を、まるがすがるような目で見ていたのがかわいそうだった。
待っている途中も、絶叫が聞こえてもう気が気じゃなかったよ・・・

処置が終わり、すっかりまるはげ(皮膚もろとも)された痛々しい患部をみせてもらった。
もう、すごい状態だ。なんと形容していいかわからないが、半分毛のない猫のはらに大きな穴が開いちゃった、って感じ。かわいそう。

患部は乾燥させるために、粉薬をかける治療になった。
今の主流は、軟膏で湿らせて直すのだそうだが、皮膚が弱っているまる猫は乾燥させた方がいいそう。
鶏肉のからあげをする時に、粉をつけるような要領でむき出しの赤い肉の部分に薬をふりかけて手で押さえた。
ガーゼ、包帯はせず、今までのように手ぬぐいやガーゼなどでひとまきふわりとしておくように言われた。

そして、怖い宣告を。
このまま、この状態が全身に広がる恐れがあるという事。
(すでに、お腹のあちこちの皮膚はかなり弱くなっているそう)
そうなったら、命に別状があるわけではないが、治療がかなり困難になる事。
とにかく、これ以上患部を広げないように細心の注意をして生活する事。
激しい運動は肉がさけるから×。
早急にかつ肝臓に負担のないよう体重を落とす事・・・・

こういう例は、他の糖尿病猫ちゃんにもありますか、と聞いたら、「めったにありません」と言われてしまった。
うーん、うーん・・・・

これ!という決定的な治療法がないので、本当に今まで以上に注意してみていくしかないようだ。
大丈夫。まる猫は運が強い猫だから、と信じている。
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↑今朝の猫たち。一晩中私にくっついて寝ていたまる猫。出かけるときにははち猫にくっついていた。

*みなさま、暖かいコメントありがとうございます。とても励まされました。
お返事はまた夜にいたします。

by nihaoperio | 2007-04-02 20:35 | まる糖尿病と闘うぞ!