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インスリン開始!

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物事には必ず良い面と悪い面があり、どちらを選ぶかは本人次第だ。

糖尿病になったまる猫。
本日からいよいよ自宅でのインスリン注射をする事になった。

昨日、電話で医者からそう告げられた時は、正直いって動揺した。
ちょうどお昼休みだったが、昼ご飯など喉を通らない状態。
でも、病院で説明を受け、注射器や薬やアルコール綿やらをかかえて家に帰ってきた時にはすっかり元気になっていたのだ。

うーん、何だろう?
注射をうつ、という新しい経験が決して楽しくはないが、かなり興味深いからだろうか?

糖尿病のおかげで、病気の事を詳しく知る事ができ、同じ病気の猫をかかえる人たちと仲間になり、良い病院、先生、スタッフの方に出会い、注射の仕方を覚えられ、たくさんの方の親切を受け、何だか前よりすごく生活が新鮮で豊かになり、新しい知識もたっぷり身につける事ができたのだ。
そう思うと病気も人生経験をより深くしてくれたと思われる。
もちろん病気はいやだし、猫はとてもかわいそうなのだけど。
これって開き直りなのだろうか・・・つくづく自分の脳天気さにあきれてしまうぞ。(^_^;)

さて、先ほどはじめての注射をうった。
最初の1週間は、練習と調整をかねて夜のみ1単位うつ。
インスリンは、まるの場合、うってから8~12時間の間に最も効果が出て、ききすぎると低血糖発作を起こす可能性があるのだ。
本当は朝、晩1回ずつなのだが、昼間留守になってしまうと低血糖の発作の対処ができないため、無理をいって夜のみにしてもらった。

まる猫がごはんを食べている間に、注射の用意をした。
インスリンの瓶に注射器をさして1メモリすう。注射器をごく軽く指先ではじいて空気を抜く。
まる猫の背中をつまみ、アルコールで消毒してプスリ。(>_<)
(最初の1本、注射器のキャップをとるときに自分の指を刺してしまったー!廃棄・・)

しかし、まる猫は全く気がつかないみたいだった。
薬の量がごく少ないから、ちゃんと体に入ったーという感触がないのだが・・
ちょっと不安だけど、まあOKでしょう。
来週また検査のため1日入院するので、その時にチェックしてもらおう。

【入院の診療代】
再診代500円,内服薬2日分200円,血液検査(500×14)7000円,注射代2400円,注射器(50×12本)600円,生理食塩水500円,インスリン3000円
計14,910円(税込)
by nihaoperio | 2006-12-13 20:50 | まる糖尿病と闘うぞ!