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雨模様の中「ルノワール展」。

国立新美術館で開催されている、『ルノワール展』に行ってきた。(リンクは【こちら】

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国立新美術館は初めて!
素晴らしいという評判をたくさん聞いていたので、ドキドキしながら駅を出た。

うーん、やはり黒川紀章!Rのガラスがうねってる・・・。
1月に行った埼玉県立近代美術館のお父さんって雰囲気。やはり圧倒されるー!

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でも・・またしても、このガラスの加工や取り付けの苦労に思いを馳せてしまう・・・。(笑)
あと図面もね。(Rのは面倒くさい!)

展覧会の入口は淡いピンク色のパネルがあって、春らしさにあふれていた。
雨にもかかわらずかなり人が多かったけど、人垣が出来て動けない、というほどではない。

いやー、ルノワール。
実を言うとあんまり好みではない。
昔何度か展覧会で見た時は、「なにやら曖昧な線と色でイラッとするな」というとんでも印象を持った。(子供だからねー)
やはり今回も裸婦などで多少いらっと(汗)とさせられたけど、やはり美しい女性や花を描いた物は目を奪われた。
それから画家同士の交流も活発だったようで、そこも興味深いところ。
なんとユトリロの母親がモデルになっている絵もあったりして!(『ブーシヴァルのダンス』の女性)

「きれい」「美しい」「キラキラ」「かわいい」「喜び」を絵の具にしたような、見ているだけでにっこりしてしまう絵。
ルノワールの言葉、
「芸術が愛らしいものであってなぜいけないんだ? 世の中は不愉快なことだらけじゃないか」
「彼女達の中にいると、ドイツの建国も洗濯をいかに上手にするかも同じくらい大切だっていう事がわかるんだ」(招待された別荘で女性たちと一緒に過ごしている時の言葉)
というのがとても印象に残った。
彼は生涯美しく、愛らしく、幸福なものを描き続けたそうだ。
寂しい絵、不幸や辛さを表した絵、というのが1枚もない、というのは巨匠と言われる画家の中でルノワールだけだと。幸せの画家と言われる所以ですね。
きっと女性の心がよーくわかる、今で言えば草食系男子みたいなもてもて君だったんだろうなあ。

今回の展覧会で、私はこのイレーヌの絵が見たかったのだ。

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この絵、子供の頃、実家の台所の壁に画鋲で貼ってあったのがすごく心に残っていて。
もう1枚ミレーの「落穂拾い」も貼ってあり、その気味悪さ(子供時代ミレーが怖かった)と対照的にかわいくてきれいな絵だなーと思っていたのだ。
一緒に行った母親に聞いてみたら、それは当時の「暮らしの手帖」に毎号挟み込みであったのを切り取ったって事。
残念な事に、これは大阪でしか見られないそう。

この展覧会は4月はじめまでやっているので、幸せな気持ちになりたい方は是非行ってみて下さいませ~。
美人にもなれそうな。^^
by nihaoperio | 2010-02-28 08:57 | 音楽、芸術、催し物