人気ブログランキング | 話題のタグを見る

サイモントン療法forペットセミナーへ。

今日は「サイモントン療法forペットセミナー」の講演会に参加してきましたー!

056.gifサイモントン療法とは?

アメリカの心理社会腫瘍学の権威カール・サイモントン博士が開発したがん患者さんとそれを支える方々のための癒しのプログラム。
簡単に説明すると、イメージトレーニングで心身の治癒を図るというもの。


今回はこれを須崎動物病院主催で、ペットに特化した内容で、

●ペットが病気になったときに前向きに治療に取り組む秘訣
●ペットロスにならないために気をつけること
●死に対する恐怖心の克服
●病気・難病から健康を取り戻すために必要なこと

などを「サイモントン療法」の認定トレーナー、川畑伸子先生が講義をして下さった。

2年前に先代猫を立て続けに亡くして以来、ペットの「病気」「死」という物をよく考えるようになった。 特に難病で余命宣告されたような場合の飼い主のあり方、また亡くした後のペットロスは経験しただけに特に気なっていた。
そこへちょうどこんなセミナーがあるということで、すぐさま申し込んだのだ。

場所はなんと六本木!
お昼をはさんだ1日セミナーだったので、お弁当を持っていくことにした。
昨日焼いたパンと、夕飯の残りの筑前煮。それから熱々コーヒーを水筒に。
何だか朝からピクニック気分~

会場についたら知り合いにばったり!
1年ぶりにお会いして嬉しかった。
同じテーブルに座らせてもらい、なんだか心強くなる。

さてセミナーですが・・。

これがすっごい濃厚で・・・。
午前中は須崎先生の前座。っていってもたくさんの症例からのお話で、とても勉強になった。オフレコが多くてここでは書けないけど、

デトックスは健康なうちから!

がポイントかな。
講座のボリュームがありすぎて時間が足りず、ランチをとりながら講義を聴くというかなりハードなスケジュール。

午後の「サイモントン療法」の講座も、短時間と思えないほど密度が濃かった。
とにかく徹底的なイメージコントロールで、自分自身を本質に戻していく。
「出来事をどう捉えるか?」が重要なテーマだそうだ。

今ある問題を実際に手で書き出し、それを肯定的に捉えた文章に書き直す。
例えば「動物が病気で死んでしまうかもしれない」ならば、「必ずしも死んでしまうとは限らない。自分の力で大きな変化を生み出し、健康を取り戻すことは可能だ。」というように。
ここで「絶対に治る!」というような事実に基づかない仮定は×。
しっかり地に足をつけた考え方をしていきましょうと。

なるほど~。
書き出すのは私はよくやってたけど、こういう風に肯定的に書き換えるっていうのはやったことがなかった。
病気の時にかかわらず、どんなささいな事でも簡単にできるのでこれからやってみようと思う。

肝心なペットロスに対しての対処法は、健全な死生観をはぐくむこと、死後もペットと対話すること、だそう。
ちょっとスピリチュアル方面になってしまい言い方が難しいのだが、

死という物は、動物とのかかわり方が変わるだけで、彼らとの関連性が絶たれるわけではない。

という考え。私はまさにそう考えていたので何だか嬉しかった。
人もペットも、実際に触れ合ったり会話したりはできなくなっても、今度は別の方法で関わることができるのだろうなと思う。
それが目に見えない心の対話だとしても。

目に見える物が真実ではなくて、自分が信じることが真実になると先生がおっしゃっていた。

うーん、言いえて妙だ。先生すごい。坊さんみたい~!

最後に質疑応答があり、全部終わったのは1時間オーバーの5時!
最後の方は疲れて朦朧としてしまったが、大切な事をたくさん学ぶ事ができて良いセミナーだったと思う。

あ~、そうはいってもにゃんこ達、長生きしてちょうだいね~。
by nihaoperio | 2009-03-08 21:52 | 動物のお勉強