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Dr.バーバラの動物ホリスティック講座。

12月の初めにある、Dr.バーバラ・フュージェのワークショップに参加することになった。

彼女は、オーストラリアで動物のホリスティック療法のパイオニアと言われているそうだ。
ざっと経歴を見ると、
獣医鍼師免許
獣医植物医療免許
獣医カイロプラクティショナー免許
オーストラリアン・カレッジ フィトセラピー(植物療法準修士) ・・・・
と押しもおされぬ専門家中の専門家。


ホリスティックはスピリチュアルと混同してしまいがちだけど、いろいろな方のお話をきいてみると、きわめて実際的なもののようだ。
個々人で体調も環境も違うのが当たり前のように、対処する方法もそれぞれ違ってくるし、この症例にはこれ!という決めつけがないので、「手の施しようがない」「余命」という言葉が出てこないような気がする。(個人的な考えですが)

私は昨年、糖尿病の猫の闘病を8ヶ月経験したが、その猫を亡くし、また間をおかずもう1匹の猫が急死した後にずっと考えていた。
亡くなったのは誰のせいでもないが、少なくとも寿命を縮めたのは私だと。

現代医療の治療を行ったのはもちろん正しい。
ただ、全て病院まかせにしてしまう前に自宅でできることがあったのではないかと。
医者が猫を診るのは長くても30分くらい。その他の23時間30分は、飼い主と一緒にいるのだ。
病院での30分では気がつくことのできない、小さな兆候や猫からのメッセージをキャッチするのは飼い主の他ないではないか。
動物は本来自己回復能力が人よりあるし、「こうだから、こう」って四角四面にコンピューターみたいにはいかないのだ。
特に原因のわからない慢性疾患の場合、症状が出ている部位に対する投薬による対処療法は体をますます駄目にしていくのではないだろうか。
体全体から、そしてその猫の精神面、環境面から、悪い箇所に影響を与える原因を見ていくほうがよりよいのではないだろうか?


食事制限で療法食のみになる前に、手作り食で体調を整えれば・・。
病院にいくと血糖値が急上昇するのは通院のストレスもあったのだから、インスリン注射もう少し待つべきだった・・。
普段投薬を嫌がらない猫が、あんなにも投薬を拒否したのは、薬で体が悪くなることを察知していたからではないか・・。
小さな咳をした時に、胸水に気がつくべきだった・・。
歩けなくなった時、皮膚が裂けてきた時、胸水、腹水で呼吸もできなくなり酸素ボンベ生活になった時、別の医者に相談だけでもすることができたではないか・・。
思えば思うほど、自分の無知加減、人任せのいい加減さに腹がたって腹がたってしかたがなかった。
今でも考えると落ち込む。

あ、話が深刻になっちゃった。(笑)


それ以来、先代の猫たちに学びを得て、今のにゃんこ隊はとってもナチュラルに暮らしている。
ワクチンは打たず(手術時、入院時は別)、食事は手づくりorオーガニック?、緊急の場合以外は病院へ行かず、極力手をかけず、猫は猫らしくあれ!という感じ。

今回のセミナーは、
①犬・猫をパッとみただけで体調不良を察知できるようになろう。
②本には書けない、家庭でも「実際に」できる実践ホリスティックケア、という内容。

スピリチュアルな方面からのアプローチではなくて、体調不良を事前に察知できるテクニックや、ハーブ、アロマ、食事などを教えていただけるようだ。

ああ、これこれ、まさに今知りたい内容満載~♪
まだちょっと先だけど今からすっごい楽しみ。
なんと講義内容のDVDもいただけるの。
じっくりどっぷり勉強してこよう。

最後にひとつ。
「ペットは人間と同じく生き物だ」ってことかな。おもちゃじゃなくて。
そう思いません??058.gif
by nihaoperio | 2008-11-20 15:45 | 動物のお勉強