洗面器でヤギごはん

私は正直いって旅行にあまり心惹かれない。
今、1億円あって、時間もたーっぷりあり、独身だとしたら、旅行は優先順位で言うと25番目くらいにくるかな、のレベル。
徹底的にインドア派で出不精なので、一歩外に出るともう「早く家に帰りたい」って気持ちが勝ってしまう。
夜遅いのも苦手だし~。(本当は6時には家に帰りたいのだ。お子ちゃまみたいだけど・・)

唯一、ひとり旅だけは憧れる。
ふらっと何の下調べもせずに、気のむくままにあちこち行くってのはいいわね~♪
もちろんガイドブックなんて持たずにね。
団体旅行はもう完全にアウト!

とはいえ、人の旅行の話を聞いたり、旅行記を読むのは大好きだ。
矛盾してるかもしれないけど、あれこれ空想しながら楽しむ時間がなんとも幸せなのだ。

一番最初にはまったのは、多分小学生の頃読んだ有吉佐和子著『女二人のニューギニア』だった。
確か母親が図書館で借りてきたのを読んだのだ。
内容はすっからかんに忘れたけど、すごく笑ったのを覚えている。
その後何度かリピートして借りたっけ・・。

最近、心にうるおいを与えてくれた旅行記はこれ。






彼は、自転車で7年半かけて世界一周したのだ。
それだけだと、「ふうん、よくある話だ」と思うけれど、彼のすごいところは文章力!
言葉数少ないのに、行間からあふれてくる温かさ、豊かさ、せつなさ、厳しさは何だろう?
彼の人に対する素直でまっすぐな視線がダイレクトに伝わってくる。
何度も読みながら涙が出そうになった。
読了後、「ああ~、人間っていいなあ」って心から感じ、「生きてるのは面白いぞ!」と思えてくる。
久しぶりにいい本を読んだなー。

この本、友人がプレゼントしてくれたのだ。
著者がぺり夫と同郷で、年もほぼ同年代だからって。
どうもありがとう♪

いやもう~、言葉とかにおいとか「和歌山県人のかほり」が漂ってて笑えたわ。
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by nihaoperio | 2008-07-15 13:37 | 日常のひとこま