楳図かずおで中国語学習?
2008年 06月 15日楳図かずおの名作『神の左手、悪魔の右手』。
うわーい!ヽ(^o^)丿
中身はこんな感じ。
面白そうでしょ?でしょ?
楳図かずおの作品って擬音が非常に多いのでどうするのだろうと思っていたら、手書きで書かれている物が多く、そのまま日本語だった。(「ブスッ」「ゲゲッ」「ヒィィィィ」「ギャッッ」など。)
この人の漫画は、ただ気持ち悪いだけではなくて、しっかりとストーリーが練られているし、なんといっても言葉遣いがきれいなのだ。
だから、中国語になっていても違和感なく、シンプルで非常にわかりやすい。
この前、彼の「恐怖への招待」というエッセイを読んだ。
こういっちゃなんだけど、すごく物事を真摯に深く考える人なんだなーと驚いた。
恐怖を描くという事に対してここまで多角的に、分析的に考えているとは。
だから、ただ単にグロテスクな物を見せて怖がらせるだけの底の浅い作品にはならないのだな、と感心した。
今年は「赤ん坊少女たまみ」も映画化されるし、ますますの活躍を期待してしまう。
この本の帯書きに、「警告」とあって、18歳未満の人に貸したり売ったりしちゃだめよ、みたいな事が書かれている。
小学校低学年の頃から愛読している私って・・・。(-_-)
by nihaoperio
| 2008-06-15 08:40
| 語学