古代の音をきく。
2007年 12月 12日石笛って何だろう?石でできたオカリナみたいな物かな?と思っていたが、これがびっくり。
石に自然に開いた穴を吹いて音を出すのだ。
穴はひとつしかないのに、ちゃんと音の高低がある。
楽器が奏でる音というよりも、自然の音だった。
風が吹き渡る音、虫の声、葉ずれの音・・そんな風な。
目をつぶって聴いていたら、月と岩穴が浮かんだ。
どこかの山の中で月を見ているようだ。
岩穴の中には何かを祭った祭壇と蝋燭が2本。
何だろう?すっごい懐かしい気持ちになった。
龍笛の音は光を感じた。
今度は、金色の瓦に青空、龍に鳳凰に五色の布がひらひらと。
奈良時代~平安中期の香りがただよってくる。
体の芯にダイレクトに届くエネルギーを感じた。
そして、大祓い。
朗々と豊かな声と共に、勺を持った右手と左手が風に吹かれるようにゆらゆらと揺れる。
その周りにはキラキラした光が一面に漂っている。
ちょっと尋常じゃないエネルギー。
お友達に誘われて、太古の音をきく会に行ってみたのだ
古神道に伝わる、神楽笛、龍笛、石笛の音をききに。
またしても、脳天気に「何やら面白そー♪」というのりで行ってきたけど、本当にすばらしかった。
こんな言葉でもどかしいけど。
日本に生まれて良かった。そして日本人であることを誇りに思う。
by nihaoperio
| 2007-12-12 15:28
| 音楽、芸術、催し物