はとバス怪談ツアー。
2006年 08月 27日顔だけはがされている上野大仏。上野公園はよく行くけれどこんな方がいらっしゃったとは・・・
先週は、担当工事物件の引渡し前という事で毎日検査、検査の週でした。
竣工前は激務ですが、これが終了すると自分の物のように思っていた建物が完全に人の物になってしまうので、ちょっと寂しいです。
さて、そんな忙しかった週も終わり、週末に参加しました、はとバス「講談師と行く怪談ツアー」。(^^)/
コースは以下のとおり。(はとバスパンフレットより)
東京駅丸の内南口
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谷中・全生庵(幽霊画)
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上野大仏・花園稲荷神社(大仏の頭だけがひっそりと安置されている上野大仏・幕末上野戦争の最後の激戦地:穴稲荷)
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東天紅 上野店「海燕亭」(食事)
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澤蔵司稲荷(澤蔵司(たくぞうす)という修行僧に姿をかえ、伝通院で学んだという稲荷大名神をまつった神社)
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四谷お岩稲荷(ご存知「四谷怪談」のお岩さまが祀られている)
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新宿大宗寺(閻魔大王と奪衣婆の像)
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将門の首塚
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東京駅
昨日は、東京はくもり。気温も29度くらいで涼しく、散策にはうってつけでした。参加者は40名くらいで、客層は50代くらいの方中心。若い女性もちらほら見られました。無理やり引っ張り出された、ぺり夫&我妹妹的老公は何となく違和感が・・・(ごめんねー、2人とも)^_^;
「怪談ツアー」というとおどろおどろしい雰囲気ですが、そんな事はなく、江戸情緒たっぷりの場所を講談師の方の江戸っ子ぽい解説を聞きながら巡る事ができて、かなり楽しめました。
『怪談乳房榎』 特に、谷中全生庵の幽霊掛軸は見ごたえが!
小さい頃から見るたびにぞっとしていた、伊藤春雨の「怪談乳房榎」の掛軸があり、「おおっ!出た!」と思わず思考停止・・
寺という場所柄もあり、これを夕方や夜中に見たらさぞかし迫力があるだろうなあ、と思われました。^_^;
他に回ったスポットも、まあこんな機会でもなければ行かないだろう、というマイナーかつディープな場所ばかり。
上野大仏と将門の首塚(ここは良く行くけど)には、独特の気を感じましたよ。
これぞまさに、「大江戸魔方陣」の魔力でしょうか。
お岩稲荷
住宅街の中にポツンとあるお岩稲荷は、じめっとして入りづらいし、大宗寺の御二方(閻魔様&奪衣婆)は想像を絶する巨大さで爆笑を誘うし。ああそうそう、大宗寺の敷地内にある「塩かけ地蔵」は塩まみれでかなり不気味でした。(願掛けをしてかなうと塩をかけるそうです)
講談師のお話は、「四谷怪談お岩出生の因果話」。
若いお兄ちゃんなのに、さすがはプロで思わず聞き入ってしまいました。
巻き舌の江戸っ子弁が小気味よかったです。
でも、それよりサンミュージックの怖い話の方が怖かったけど・・
終了後は、月島でもんじゃを食べ「厄落とし?」をして帰りました。
恐れていた“お持ち帰り”も今のところなく一安心。(^^)
でも、足が筋肉痛だー!
by nihaoperio
| 2006-08-27 23:01
| 音楽、芸術、催し物